初ハッカソンで日本Microsoft賞をいただきました
今回の内容
先日の記事で書いたハッカソンの本選が終了したので(タイトルでネタバレしていますが)結果などを書きたいと思います。
ハッカソンとは
「ハッカソン」(hackathon)とは、広い意味でソフトウェアのエンジニアリングを指す“ハック”(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた米IT業界発祥の造語で、もともとはプログラマーやデザイナーから成る複数の参加チームが、マラソンのように、数時間から数日間の与えられた時間を徹してプログラミングに没頭し、アイデアや成果を競い合う開発イベントのことをいいます。
とあるようにチームを組み、アイデアを出しそれを与えられた時間で開発するというものです。
参加に至った経緯
存在は知っていたのですが1人での参加はためらっていたところたまたまTwitterで誘っていただいたので参加することにしました。5人チームで申し込みました。後で知ったのですが5人全員がエンジニアでした。
1日目
付箋やスケッチブックを使ってアイデアを出し合い、自分がいいと思ったアイデアを持っている人とチームを組むといった感じです。ここで自分たちはさらに二人の方にチームに加わっていただきました。
自分たちのチームのアイデアは、「家族の見ているTV番組から家族旅行に良さそうなスポットとかをサジェストしてパパの株を上げる」といったもので、無事に予選を通過することができました。
2日目・3日目
2日目・3日目はハッカソンでした。1日目に考えたアイデアを実際に作っていきます。
4チーム目「なごやかなごや」です。テレビをIoT化してテレビ情報を収集できます。 #hackchu #MA_2017 pic.twitter.com/K2rScNdwLi
— Nagoya Startup News (@nagoyastartup) 2017年3月12日
簡単に説明すると自宅にいる家族が観ていた番組で紹介されていたオススメスポットの情報をTwitter、Webサイトから取得し、データベースに保存、Webから閲覧できるというものです。それを父親が活用することによって週末に家族をその場所へ連れて行ってあげることができます。
ハードウェアはこんな感じです。
この中に赤外線センサーなどが入っていて、電源のON、OFFやchannelの情報を取得することができます。
使用技術、サービス
上記が主に使用したサービスです。
Kiotoneはデータベースとして、DataSpiderは各ハード、APIの連携に使用しました。
MESHはGPIOを使用しました。
Microsoft Azureについてはこちらの方がいろいろ書いてくださっているので割愛します。
ハッカソンで #Azure を活用したら #日本Microsoft 賞をいただいた件について #hackchu - くうと徒然なるままに
主に担当した部分
周りにプログラミング、ハードウェアに関してすごい人だらけだったので自分は主に情報収集やDataSpider、Kintoneを担当しました。どの時間にどの番組が放送されていて、その番組の公式サイトはどこという情報を手動で集めるしかなく、初日はひたすらそれを行っていました(何かいい方法があれば教えてください)。
その後集めた情報をKintoneにテーブルを作り挿入していきました。
DataSpiderではchannel情報をKintoneに保存するための連携などを行いました。
コーディング、ハードウェア周りはチームメンバーに頼りきりだったので本当に感謝しています。
ハッカソン結果
日本Microsoft 賞をいただくことができました!!
Microsoft賞!!!#hackchu pic.twitter.com/dGi1ZKOnv3
— ともき (@tmk815) 2017年3月12日
いただくことができた理由としてはCognitive ServiceやAzure Web Appsを活用したことかなと思っています。自分は担当ではなかった箇所ですがとても便利かつ簡単そうだったので早速次の日から使ってみています。
まとめ
ハッカソンは初参加でAPIも初めて聞くものばかりで不安でしたが何とか完成させることができ、良かったです。ハードでしたがとても楽しく、勉強になったのでまた名古屋でこういった機会があればぜひ参加してみたいです。