【Mac】Qtの環境構築を行う【Qt】
今回の内容
MacでQt開発ができるよう環境構築をします。
インストール〜MacOS用の開発ができるところまで解説をしますがAndroid、iOSの環境の追加なども同じようにできるかと思います。
(2018年4月20日現在)
必要なもの
Qtインストーラーのダウンロード・インストール
- 上記にあるURLから qt-opensource-mac-x64-5.10.1.dmg をダウンロードします。
- インストールしたdmgファイルをクリックし、インストールを開始します。インストール先フォルダなどは適宜変更してください。
- 「コンポーネントの選択」画面が出てくるので自分の開発したい環境+Qt Creator(Tools)にチェックを入れ、続きをクリックしてください。
- ライセンスに同意し、進むとインストールが始まるのでしばらく待ち、完了です。
Qt Creatorの起動
インストール後、私の場合アプリケーションフォルダに入らなかったので
/Users/ユーザー名/Qt5.10.1の中にある「Qt Creator」をクリックし起動します。
次回以降簡単に起動したい場合はアプリケーションフォルダに追加します。
キットの設定
起動したら左上にある「Qt Creator」から「設定」を押し、「ビルドと実行」をクリックします。
- 右側にある「追加」を選択します。(画像では切れてしまっていますが・・・)
- 「名前」に分かりやすい名前をつけます。
- デバイス種類を「デスクトップ」にします。
- コンパイラに「Apple Clang(x86_64)」を設定します。(これ以外でも大丈夫です)
- 選択されていない場合はQtバージョンに先ほど入れた「Qt 5.10.1」を設定します。
- 他にも追加したい環境があればここで追加します。
- OKを押して終了します。
プロジェクトの作成
環境構築が完了したことを確かめるため、1つプロジェクトを作り実行します。
- 「ようこそ」の「プロジェクト」から「+新しいプロジェクト」を選択します。
- 「アプリケーション」から「Qtウィジェットアプリケーション」を選択します。
- 適当なプロジェクト名を付け、保存先を指定します。
- 先ほど追加したキットを選択します。(ここでは自動で追加されたキットも表示されています)
- これ以降は特に変更は必要ないので(ファイル名の変更、バージョン管理への追加などをしても可)最後まで「続き」を押して進んでいき、「終了」で作成を完了します。
- このような画面が表示されれば無事プロジェクトの作成は完了です。
プロジェクトの実行をする
- 左上の「ビルド」から「実行」または左下にある緑の矢印を押し、実行します。
- このように何もないウィンドウが表示されれば環境構築は完了です!
つまづいたところ
Download Qt: Get Qt Online Installer からダウンロードできるqt-unified-mac-x64-3.0.4-online.dmgではQt Creatorのインストールはできるが、その後キットの設定ができませんでした。